昨日行かせていただきました。
開演11時(開場10時15分)で、私は南座前に9時50分頃行ったのですが、すでに結構並んでいてびっくり。そりゃあそうだよなあー。全席自由席ですから3千円で桟敷席に座れるか、3千円で3階見切席に座るかで全然違うものなあ。
超寒い日だったので、みんな震えてましたw 私は見事に10列目真ん中をゲット。これはなかなか良席ではなかろうか…{{(>_<)}}
客層は会話などから察するに、
〇普段歌舞伎をあまり見ないらしい人(なぜか老若問わずカップルが多い)
〇ややライトなファン層(つまり私。圧倒的に女性が多い。)
〇親子連れ(お母様+お子様が多い。お母様が歌舞伎ファン?)
〇吉弥さん後援会の方(私がお見かけしたのはたまたま(?)男性ばかりでした)+大向うのお兄さん
という感じで、すごい幅広い客層でした!
着物着ようかと思ったけど、朝が早くて、二重太鼓は無理! と思い断念したのですが、カジュアルな会なので、みなさん小紋に名古屋帯でしたね…。着てこればよかった・・・゚(゚´Д`゚)゚
解説のコーナーでは純弥さんが廓文章のサワリだけやってくださいました。もっと見たかった…。吉弥さんが夕霧でやればいいんじゃ…っていう…
純弥さんの帯が吉弥結びという結び方で、初代吉弥が考えた結び方だそうです。貝の口から垂れが出てる結び方で、パッと映える帯結びですが派手すぎず、男女とも使えるけれどなんとなくかわいらしい、素敵な結び方ですねw 西鶴の本にもおしゃれをしている女性の描写として大吉弥の髪型を真似ている、というのがあったので、初代吉弥さんは当時のファッションリーダーだったんですね! レディ・ガガ的な!!←
桂九雀さんの解説はわかりやすく、洒脱で、たくさん笑わせていただき楽しかったです。鳴物の太鼓はあんなふうに演奏してるのか! と知らないことをいっぱい学べてよかったです。
そして、吉弥さんの藤娘です。有名な演目ですが実は見たことなかったので、堪能しました。美しく、また後半のしどけなくも愛らしいさまも楽しめました。
最後に吉太朗くんの供奴。私の今年の推しメンですw
吉太朗くんはもう、ホントに踊りのキレがすごくて、もう、キレキレですよ! パワーがすごい! いわゆる時分の花というのもありますが、舞台に立っても華があるし、踊りもうまいし、これは大物になるって私は思ってます…w
でも将来は立役かなーなんとなく。吉弥さん譲りの女方も見たい気持ちはありますが。。
ともかく楽しかったです!!><