という(タイトルから続く)まあまあの強行軍を行ってきました。
刀剣乱舞に石切丸が登場してから、今まであんまりいなかった若い女性層という参詣者を得て、参道の商店街も含め、大変にぎわっております。
基本的に石切神社の宝物殿は春期、秋季の年二回しか開かないんですが、今回大反響を受けてか特別にゴールデンウィークのこの時期に公開されることになりました。
うわさの刀・石切丸もこの宝物殿にて見ることが出来ます。
私は昨日行かせていただいたのですが、朝早かったこともあって、宝物殿はそれほど混雑していませんでした。代わりに行列が出来ていたのが宝物殿前に鎮座する一願成霊尊。父親に聞いたところ、この一願さんはマジすごいらしくて、マジで一個だけなんでも願いがかなうって、もっぱらのウワサです。でも一生に一個だけらしいので、うかつに頼めないな。。。
う、うわ!! すごい混んでる!!! さすがゴールデンウィーク!!
駅前からちょっとバスに乗り、柳生への道の入り口にある不空院へ。春の特別開帳中です。
途中の道はこんな感じで情緒たっぷり。
普段は予約なしでは拝観できないのですが、この時期はご本尊の不空羂索観音が特別開帳中で拝観できます。
なぜこの不空院に行きたかったのかというと、このお寺は叡尊上人ゆかりのお寺で、戒律復興運動の場であったのです。叡尊、忍性好きな私としては、どうしても一度訪れて観たかったお寺なのでした。
こじんまりとしていますが、観音様はお優しい表情で、とてもいいお寺でした。
隣の新薬師寺にも久しぶりで詣でました。相変わらずここの仏像の迫力はケタ違いですね!
次はまた、別のバスに乗って、般若寺へ。これも叡尊ゆかりの寺ですね。
広々とした境内、遠くの山も美しいお寺です。
文殊菩薩がご本尊です。忍性がこのあたりでハンセン氏病患者のための施設を作ったことでも有名です。文殊信仰と忍性のハンセン氏病救済活動は切ってもきれない関係がありますから、その辺も関係しているかもしれません。
般若寺でいただけた御朱印はこの「妙吉祥」。どうやら文殊菩薩のことらしいです?? 無知だからよくわからない。。
また奈良公園まで戻って、まず春日大社へ参詣します。その後、春日山方面へ向けて、三條小鍛冶宗近本店へ。
こちらも刀剣乱舞で一躍有名になったお店です。平安時代の伝説の刀匠、三条宗近の系統を引くお店です。 このGW期間のみ刀剣展をやっていたので観てきました!
一枚目:銘宗近、二枚目:銘有成
有成は石切丸を打った刀匠ですね。
私と同じく刀剣乱舞きっかけでこのお店に来たらしい女性客でお店はいっぱいでした。三條小鍛冶さんの隣は、あの有名な菊一文殊包永。どうやらここは鍛治ストリートらしく、鍛治屋さんが軒を連ねています。しかし、土地柄もあって、半分みやげ物屋、半分刃物屋みたいな営業形態に落ち着いているお店がほとんどでした。
そこから少し歩くと、手向山八幡宮。
かなり歴史あるお社のようで、大和の中心地にある神社によくある拝殿と本殿の間に庭のあるゆったりとした作りの立派なお社です。
お分かりいただけますでしょうか。手向山八幡宮の御朱印、八の字が、八幡さんのお使い、鳩になってるんですよ!! かわいいしきれい! 芸術すぎる!!
そして最後に東大寺二月堂。なんせ、拝観料いらんし、ここは← その割には見晴らしもよく、建物も見ごたえがあって、お徳感、あると思います。