キューバ二日目。
この日の午前はハバナ半日ツアーというのに申し込んだ。ガイドさんはキューバ在住の日本人の方。
まずは革命広場に。かつてフィデルが現役の時にはここに国民を集めて、演説を行った場所だ。ラウルは演説をしないらしいので、今この革命広場に最大の動員があるのはメーデーのときだそうだ。前述のようにキューバ人は基本的に国家公務員なので、メーデーの動員は半強制、当日は革命広場行きのバスが出て、動員されるらしい。
右がカミロ・シエンフエゴス、左がエルネスト・チェ・ゲバラ。フィデルが「生きている政治家の銅像を立てたりするのはよくない」と自身の偶像化を避けてきたので、比較的早く亡くなったこの二人の革命家たちの偶像化が進んだのだと思う。いつも思うけど、実物のカミロはこの肖像よりもっとかっこいいぞ。
真ん中に立つメモリアル・ホセ・マルティ(旧共産党本部)。青年の島産の総大理石で作ってるらしいぞ! ぜいたく!!
メモリアル・ホセ・マルティ posted by (C)つばな
そして、移動して「キューバの顔」ともいえるHotel Nacionalへ。コロニアル調の美しいホテルは国賓や海外スターがキューバに来たとき泊まるホテルで、ロビーにはケイト・モスやナオミキャンベル、習近平とフィデルの会食風景などの写真が飾られていた。
ホテル・ナショナルの車寄せ posted by (C)つばな
ホテル・ナショナルの庭 posted by (C)つばな
海側からみたホテル・ナショナル posted by (C)つばな
このホテルに泊まるのが私の夢なのだが、来年いっぱいアメリカ様が借り上げたらしい。
国交正常化した途端これだよ…。ホント アメリカ様は…。アメリカ来るのうれしいのは分かるけど、Hotel Nacionalもちょっとはほかの客枠も開けとこうよ。
オテル・ナショナルにも孔雀さんがいた。
ホテル・ナショナルの孔雀 posted by (C)つばな
この後、キューバ全景がみれるモロ要塞、カバーニャ要塞へ行く。うまく写真も取れてないし割愛。ゲバラ博物館は閉鎖中。十年前にいったときの日記によれば、ゲバラ作の「フィデルに捧げる詩」が展示されていて、それがよく言うと無骨、ありていに言うと、あんまりうまい詩とは言えなかった、、、と書いてあった。気になる。みたかった。
博物館の一部展示物だけ置いてあって、ゲバラの執務室の復元がされています。
第1ゲバラ邸宅にも行く。こうやって見ると、ツアーは結構ゲバラ重視で作られているな。やはりゲバラファンは多いのかな。ゲバラの寝室や革命時使用していた医療セットなどが見学できる。ここでかっているお犬さまがかわいいです。
その後は旧市街を散策してツアーは解散。現地のナマの情報を教えてもらえたので楽しかったです。
そのあと、お昼ご飯は、最近増えている個人経営のパラダールの一つ、「La Guarida」へ。ここは、キューバの名作映画「苺とチョコレート」の舞台になったアパートを改装して使われているレストランなんですね!
私たちが食事した部屋は、ディエゴの部屋で、インテリアも映画のままで興奮しました!
パラダール La Guarida posted by (C)つばな
パラダール La Guaridaの一階 posted by (C)つばな
La Guaridaの下の階はアパートとして使われていて、普通に人が住んでる。老朽化が進み、絶賛工事中。
パラダール La Guaridaの下層 posted by (C)つばな
ここのごはんはなかなかおいしかったです。テンダーロインのステーキを食べましたが、柔らかくて、ソースも凝った味でした!
食事を済ませて、旧市街まで歩く。La Guaridaはセントロハバナ地区にあって、ここは観光資源はあまりない、ハバナの市民が普通に住む地域です。そのせいかまだ整備が追いついてなくて、建物はなかなか年季の入った、、、老朽化が進んでおります。
十年前は絶賛工事中だった旧市街の整備が今回ほぼ終了していたので、このへんの地区も十年後にはきれいになっているかもしれませんね。
セントロハバナ地区2 posted by (C)つばな