宗教都市天理へ行ってきた! その2

 楽しかった天理参考館を出ると、大きな道を隔ててすぐそこが天理教の神殿である。
oda_201703142332216cc.jpg どーん

 写真だとあんまりこのすごさが伝わらないんだけど、まず、すんごいでかい。写真の中に全容が納まらない。
oda_20170314233804510.jpg ともかく、でっかいんです!
 
 真ん中に「おぢば」という神様が人間を作ったとされる場所があって、それをぐるりと囲むように神殿が建てられています。
 この複雑な屋根の形、渡り廊下、欄間(?)のこまかい木とか、素晴らしい建築です。
 行った日は特になんでもない普通の日曜日だったのですが、神殿にはたくさんの人が来ていて、神殿に上がる下足のところには2,3人の天理教の法被を着た人たちが靴を片付けたり、人の整理をしたり、とてもにぎわっています。
 参拝者は、極普通のラフな格好をされている方が多いですが、その上に天理教の法被を羽織っている方がかなりの数いらっしゃいます。
 この天理教の法被、別に神殿周りだけでなく、天理市内のいたるところで着ているひとを見かけます。10代の若者からお年寄りまで、年齢層も幅広い。高校生カップルが法被を来てデートしている姿までみました。天理のまちで天理教はそのくらい身近な存在なのだなと思いました。
 この神殿は信者でなくとも拝観することが出来るのですが、なんか勇気がなくて入れませんでした。今度勇気が出たら中も拝見したく思います。

 特になんでもない日なのですが、神殿前には数軒の露店が出ています。それくらいの賑わいは常にあると言うことでしょうか、すごい。

 神殿から天理駅までは長い商店街になっています。まさに門前町といった感じ。
 奈良みやげを扱うお店が多く、県外からたくさんの信者が来るのだということが分かります。あと、呉服屋さんが結構多いですね。天理教関係の服を売っています。教服っていうのがデザインめっちゃかっこいいですね。おつとめ着は既製品もあるようですがあつらえたりもするようなので、呉服店の需要が結構あるみたいです。
 神具店も多い。これももちろん天理教の神具を売っています。さらに、天理教関連の書籍のみを扱う本屋もあります。一般書店でも店頭に天理教関連の本が平積みされています。
 もちろん、生活必需品を売るお店や、飲食店もありますが、総じて天理教関連のお店は多めで、非常に栄えている商店街と言えると思います。

 そして駅につきます。行きは近鉄で来たのですが帰りはJRに乗りました。
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天理教信者にとって、天理はかえるべき場所。おぢばがえりの季節にはすごい人数が天理に集まるそうです。
ここで注目すべきは、このポール広告は別に天理教が出してるんじゃなく、JR西日本さんが出してるところだと思う。すげえ