大阪市立図書館のBL本対応

今日久しぶりに地元の大阪市立の地域図書館に行きました。

堺市のBL図書問題以降、市立図書館がBL図書排除に対して「性描写があること自体には問題がない」ということで排除に動かなかったことは知ってましたし、地方自治体の図書館の雄たらんとしている大阪市立がこういう結論に達することはある程度予測していました。(図書館BL問題については)堺市図書館BL本問題―図書館のあり方を考える 追記あり←こちらのエントリをご覧ください。

でも、開架にするかどうかは再検討されるかな、と思いました。

開架場所を見に行くと、今まで並んでいたBL本が結構消えている。この問題でみんながいっせいに借りたということも、まあ、ありえなくはないが、多分閉架したのかな、と思います。蔵書検索をかけても地方図書館のほうは閉架書庫かどうかの記述はないので分からないのです。中央図書館の蔵書について調べると、かなりのBL本が閉架書庫に移されたようです。

ただ、全てのBL本が開架から消えたわけではなく、一部はそのまま置いてありました。その中には性描写のあるものもあります。

閉架されたものと、今日まだ開架されていたものとの差を色々考えたところ、どうやらレーベル別+挿絵の内容で閉架の選別をしたように思う。基本的には挿絵の内容が過激なものは内容も過激であることが多いですからね。挿絵での選別はまあ妥当かな…。ただティーンズルビー(古い!!)が軒並み消えてまして、ティーンズルビーって、エロくないのにな…えろいのはルビー文庫の方ですよ! ティーンズルビーレーベルから出てるのは今ビーンズに移行してるものだってあって、明らかにエロくないですよね? ティーンズって言ってるくらいだし!! ルビーとごっちゃにされたのかしら…。

あまり知られてないかもしれませんが、コバルトとかからもかなり性描写のある文庫も出ていて、そういったものも無くなっていました。一応内容を確認したのだろうな、と思うと司書さん大変だったろうな…。お疲れ様です。

BLというレッテルだけで選別しなかったのは評価します。私は一市民としてこの図書館を誇りに思います。

ただ、ティーンズルビーがなあ(ひつこい)