ネットの違法動画削除について

最近メーカーやらの介入が増えて、著作権規制のもと違法コンテンツがどんどん消えてますね。

なんか、最近のメーカーさんの過剰反応をみていると、昔のナップスター騒動を思い出すのです。

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 私が高校生くらいのときですか、まだまだMP3っつったら違法音楽っていうイメージが強かった時代でした。ナップスターファイル共有ソフトで、これを使って違法音楽をダウンロードする人間がとても多かった(かくいう私もユーザーだった)。

 当時各レコード会社はそれは過剰に反応しまくり、アーティストも親ナップスター派と反ナップスター派に分かれて大論争。その結果出てきたのがコピーコントロールCDでした。

 本当なら売れたはずのCDが、ナップスターのせいで売れなくなったと言うのがレコード会社の言い分だったけれど、本当にそうだったんだろうか?

 雑誌とかで取り上げられてて、気になってるアーティスト、でもラジオやMTVでは取り上げられていないアーティストのCDを二千円も三千円も出して買ってみるのはハイリスク過ぎます。そんな時に試聴感覚で1曲ダウンロードできれば、自分の耳で判断できます。

 実際にそんな風にしてファンになったアーティストが私にはいっぱいいます(プラスティリーナ・モッシュとか)。むしろ共有ソフトはファンを増やしてるんじゃないかと私は思う。

 GYAOとか各種ストリーミングは確かに便利だし、いいことだと思いますよ。

でもね、それらは全作品を網羅することはできません。自分がいいと思ってる作品を、多くの人に知ってもらいたいという気持ちをメーカーさんはもっと分かってほしいなー。

 そもそもですね、DVDソフトを買うときには消費者にあらかじめ著作権料払わせてるわけじゃないですか? ホームビデオ撮っても、著作権料払ってるわけですよ。ユーザーには余分な金払わしてるわけで、これも十分おかしなことだと思うんだけど。。。

 ちなみにコピーコントロールCDiPodの普及のおかげで姿を消しましたね。iPodで動画も見れるようになってるわけですが、残念ながら動画はあまりiPodの恩恵は受けられないような予感がします(なにしろ歩きながら動画は見れないものね!!)

 デジタル放送の時代がやってきて、録画とかまで規制される時代。でも、動画コンテンツの時代はまだ始まったばかりだから、これからを見ていきたいですね。

 今んとこ、MADとかは放置されているみたいなので、アマチュアの作品はこれからも盛り上がっていくんではないかと期待してます。

 特に最近は鏡音レンレンにやられてるしね……!!